こないだ、山形の知人がテレビに出るということで見てみましたー!
知人は加藤健一さん。
今は山形のバリアフリー観光ツアーセンターを立ち上げて頑張っておられる方です。
山形バリアフリー観光ツアーセンター → http://yamagata-bftc.jp/ 

この方は、21歳の時に筋ジストロフィーという難病にかかり、
それから一時は引きこもりになったのですが、周囲の変わらない支えもあり、「バリアは自分の中にあったのだ」ということに気づき、そこからGratitudeという団体を設立。
そこから2年後くらいに上記、山形バリアフリー観光ツアーセンターを立ち上げた凄腕の方です( ゚Д゚)
Gratitude → http://gratitude-prj.net/


一度はお会いしてみたいな、と常々思っていた方だったので、テレビ放映されるということを知り録画して見てみました!!

そして正座してテレビを見てみました(笑)


114①

114②-1

おぉ・・・!?
これはワクワクするナレーション!

これはいったい・・・!?

すると、キター!

114③

加藤さん!!!
車椅子を使って初めて空を飛んだシーンです!!!

そう、この方こそ、車椅子で空を飛んだ人、加藤健一さんなのです!

この方は、20代のころ自動車関係の仕事をしていたのですが、会社の健康診断で病気が発覚。
それまでは自覚症状はなく、普通に歩けて走れて階段の上り下りもできている状態だったそうです。
その後、調べたところ筋ジストロフィーにかかっていることが分かったそうです。

それからやがては車椅子で外を歩くようになり、その時に気づいたことがあったそうです。
それは何か?というと・・・


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これですね。

これはどういう意味なのか?というと・・・
字幕を見る限りでは、ナレーターの方が少し説明不足?だったのように感じたので私の主観ですが、補足させていただきますね。

これはそもそも、「車椅子ユーザーが少ない」という意味ではないのです。

車椅子ユーザーが少ない以前に、「車椅子ユーザーが街を安心して歩けるようになっていない」ということなのです。
例えば階段が多い、エレベーターが少ないなど・・・。

また、車椅子ユーザーが安心して歩けるような街であったとしても、車椅子ユーザー自身が
「車椅子で出歩くと周りからじろじろ見られる」「笑われる」など、周りからの目が気になって
外へ行けない
という意味も含まれているのでは、と思います。

ろう者難聴者の場合も、外を出歩いて何かあった時に、周りの人とコミュニケーションが取りづらい、例えば電車に乗っているときに急に事故が起こって電車が止まっても、アナウンスが分からない、
などなど・・色々な不安があり、それで街を出歩くのがしんどい、という人も多いです。

そして加藤さんは、実際に自分が車椅子になってみて分かったことがたくさんあり、そして以下のような気持ちが芽生えたそうです。

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そして、その後Gratutideを立ち上げ、以下の取り組みを2014年から3年間(現在も続く)しておられました。
それがこれです。

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これは、スーパーやあらゆる施設の車いす専用の駐車場を青いペンキで塗りつぶすという取り組みです。
これは加藤さんによると、「障害者の方や高齢者の方、妊婦さんや小さな子供たちまで、より多くの人が外に出やすい環境作り」として始まった取り組みとのことです。

これは思いやりと優しさに溢れたあたたかい社会にしたいという思いから生まれた外出促進事業でもあります。

ろう者難聴者も同じなのですが、マイノリティの存在は大多数に埋もれてしまいやすいです。
そのため健常者にとっては、日常生活で日々マイノリティの存在を見聞きしない限り、自分の生活とは全く関係ないものになってしまいやすいのですね。

なので、日常から意識してもらうことが重要になってくるわけです。
そのため、こういう取り組みはとっても良いなと思いました。

そしてその後、山形バリアフリー観光ツアーセンターを立ち上げた加藤さんは、ますます精力的に活動していくことになります。
例えば、「車椅子ユーザーも気楽に神社に参拝できるようにしよう」ということで、以下の製品を紹介しておられました。

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私も気づかなかったのですが、車椅子だと神社構内にある砂利道を歩くのがとっても大変なのです。
また、神社までの道も急な坂が多かったり、たどり着けても賽銭を投げるところまでは行けないというのがほとんどだそうです。
そのため、車椅子ユーザーは神社へ参拝したことがあまりない?ようです。

そのため加藤さんは、この商品があることで、参拝が難しい方でも可能があることを提案しておられました。
(注:開発したというわけではなく、この商品の代理店をしておられるということです)

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それが、これです。
分かりますか?
車椅子に取り付ける棒(人力車みたいな感じで車椅子を引っ張れることができるもの)です。

これを取り付けるだけで、簡単に車椅子を人力車みたいに引けるようになり、どんな車椅子の方でも神社へ参拝することができるということです。

ここで、加藤さんはこう言っていました。

「お金を掛けて、設備を整えるだけではく、ちょっとした工夫やアイデアで始められることが沢山ある」


ホテルなどに泊まる時はもちろんある程度の改造費は必要になるところもあると思いますが、それとはまた違う日常においてのバリアフリーは、人の力と、ちょっとした工夫で改善できるところもたくさんある・・ということですね。


そして、ついに加藤さんは車椅子でパラグライダーに挑戦!!したのです!

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そして最後に、加藤さんは山形で車椅子の様々なツアーを考えだし、参加者を募ります。
そして全国から様々な参加者が集まり、みんなに勇気を与えました。

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なんと、その中には76歳のおじいちゃんも!!!
この嬉しそうな笑顔・・・じーんと来てしまいますね。

そして、最後に加藤さんは、「一人でも飛べるようにしたい」と、なんと、一人で車椅子を操作して飛ぶことにチャレンジしました!!

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飛ぶときは、風を読みながら両手を使って傾きを調整します。

そして・・・成功!!!

加藤さんの夢はまだまだ始まったばかりです。

・・・・・・・
ホント、これを見て、「自分は何をやっているんだろう?」って思っちゃいましたね。
私は最初から耳が聞こえない人として生まれ育ちました。
そしてもちろん、今までにも色々なことを変えたくて色んなことをやってきたけど、それでも最近は疲れてきたのか、へこたれてしまっていた部分もあるかもしれないと改めて気づかされました。

「世の中、どうせこんなもん」だと思ってしまったら変わらないし、変えることもできない。
よし!私だってまだまだやれる!頑張ろう!!と気持ちを奮い立たせることができた番組でしたね。

加藤さんありがとうございました。
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